今ではYouTubeはスマホの処理速度の向上とモバイル通信環境の向上で、いつどこに居ても見ることが出来ます。
その手軽さから様々な用途(ニュース、勉強、音楽、VR体験等)で活用されていますが、今回はYouTube動画を見ている時に、画質が粗い時の対処法とVR動画の画質を上げる方法についてご紹介します!
モバイルデータ通信でYouTube動画が粗い場合
①PC版のYouTubeページを表示させて画質調整を行う
こちらはGoogleChromeアプリで行えます。
iPhoneの方はSafariからのPC版ページでは画質調整が不可です。またAndroidの方も元から入っているブラウザで画質調整が出来ない場合がありますので、アプリをインストールして下さい。
アプリをインストールしたら、YouTubeへアクセスします。
まずはPC版ページを表示させます。
タップをすると…
無事PC版ページに飛べましたでしょうか。こちらがPC版ページの例です。
動画再生ページにて歯車マークをタップします。あとちょっとです!
【画質】の項目をタップします。そうすると…
画質の調整が出来ます!
数字が大きいほど高画質で綺麗になりますので、どうぞお好みの画質を選んで下さい。
※モバイル版ページはYouTube側が自動的に画質調整を行っています。その為、通信速度が遅い場合は画質の粗い動画が再生されています。またSafariやブラウザによってはPC版を表示出来ても、画質の変更は不可の場合がありますのでGoogle Chromeアプリから行って下さい。
※VR360動画の閲覧はYouTubeアプリからしか行えません。またVR動画はWifi接続でのみ、画質変更が可能です。画質変更の方法は以下の【VR360度動画を高画質で見るためには?】でご紹介しておりますので、そちらを参考にして下さい。
②機内モードのON/OFFを一度行う
こちらは高速移動中や電波のあまり良くない場所で有効な方法です。
機内モードとはスマホが「通信を受けず、発信もしません」というモードです。
飛行機内で利用するものモードですが、一度機内モードをON/OFFをする事でスマホが携帯ネットワークの電波をつかみ直す作業をします。それによってスマホが最適な電波を受けてつかみ直すことが出来るので、通信速度が遅い時に行う有効な手段のひとつです(再起動も同様です)。
③場所を変える(移動する)
移動中でもなく、留まって通信をしていて機内モードON/OFFをしても遅いままの場合は少し場所を変えましょう。
スマホの電波は周波数(通信会社)によって、得意とする環境が異なります。
一例ですが日本全体のビルや建物、物理的に遮る森や山がなくなった状態の真っ平らな日本をイメージして下さい(つるんつるんの状態)。
その中で電波を通した場合、電波を発する場所とスマホの直線距離で遮るものがなく電波を受けられた場合、最短で電波のやりとりを行うことが出来ますので、高速通信が可能です。
日常で過ごしていて電波が弱い場所というのは、物理的なもの(建物や壁など)に反射して反射して電波が弱まってようやく届いている状態です。場所によっては数メートル移動をしただけで電波が改善される場合もあります。
Wifi接続でYouTube動画が粗い場合
①モバイル版YouTubeではなく、PC版YouTubeを表示させる
こちらは前述させて頂いてる【モバイルデータ通信でYouTube動画が粗い場合】の①の項目に詳細を記載しておりますので、そちらを参考にして下さい。
②Wifiルーターとの距離を近づける
一般的なWifiルーター(無線LANルーター)では、接続範囲が特に広いというものが現在販売されていません。法律でWifiルーターやトランシーバーなどの電波を発する機器の電波出力上限というのが定められている為です。
Wifiの電波は障害物にぶつかると弱くなりながら反射をしてスマホに到達をする、という性質があります。その為、Wifiルーターに近づくことが有効な方法です。
一般的なWifiルーターで接続可能な距離は、遮るものが全くない直線距離で100m程度まで通信が可能ですが、薄い紙材質は電波を通す性質があったり、壁の材質などによって電波の通りや反射して減衰する度合いが異なります。
現状でWifiルーターに近づいても電波が弱い場合は、Wifiルーターの買い換えが必要だったり、置く位置を根本的に変える必要もあるかもしれません。
③他の家電製品との電波の干渉を無くす
主にWifiルーターの敵と言われているのが、電子レンジの電波です。
電子レンジの発する電波は2.4GHzで、一般的なWifiルーターの周波数も同じく2.4GHzの電波を発しています。
同じ周波数帯である電子レンジの電波の干渉を受けないように、Wifiルーターの周波数を5GHz帯の通信が出来るものに変えて、スマホも5GHz帯対応のものにする事で高速通信が可能になります(802.11ac対応の製品)。
2.4GHzという周波数は電子レンジを始め、多くの家電製品に使われています。
Wifiルーターからの電波があまりに弱くストレスを感じる場合は、ルーターやスマホを802.11ac(5GHz)対応のものに変えるのも有効な手段のひとつです。
VR360度動画を高画質で見るためには?
VR360度動画をスマホで見るためには、まず大前提としてYouTubeアプリが必要です。
以前、VR動画を見る方法について一連の流れを画像付きでアップしておりますので、そちらをぜひ参考にして下さい。
YouTubeアプリでVR動画のページを表示させます。
画面右上にあるメニューを開きますと、画質を選択出来るようになります。
お好きな画質を選んだら、あとはVR動画を堪能しましょう!
海って、なんて気持ち良いんでしょう。
※VR動画の画質変更はWifi接続でのみ行うことが出来ます。