うらやましい限りです。
「パルマー・ラッキー」とはSFオタクから24歳で富豪入りを果たした、Oculus Riftを作ったOculus VR社の創始者です。
Oculus Riftとは「VR」をパソコンで楽しめるHMD(ヘッドマウントディスプレイ…掛けたらVR体験が出来るヘッドホンとゴーグルが合わさった様なもの)です。パソコンと接続することでVR体験ができるVRHMDです。
今回はそのOculus Riftを作ったOculus VR社の創始者、パルマー・ラッキーがどんな人かを紹介します。
パルマー・ラッキーとはどんな人?
今話題になっている「パルマー・ラッキー」とはどんな人なのでしょうか。
本名はパルマー・フリーマン・ラッキーで英語表記はpalmer luckey(読み方は他にもパーマ・ラッキーやパーマー・ラッキーとも言われている)です。1992年9月19日生まれの現在24歳です。
出身大学はカリフォルニア州立大学ロングビーチ校で、この大学の学力レベルは東大・京大レベルです。パルマー・ラッキーはこの頃からとても優秀でした。
パルマー・ラッキーとは切っても切り離せないのがOculus Riftですが、パーマはOculus Riftの創始者であり発明者です。
開発に注力をするために大学を中退し、仲間たちと一緒にOculus VR社を設立。その後Oculus Riftの前身であるVRHMDを発明しKickstarterを通じて支援を募ったところ、支援額が1ヶ月以内に2400万ドル(約27億円)集まりました。
その後はベンチャーキャピタルから出資に続き、2014年7月にfacebookが23億ドル(約2622億円)でOculus VR社を買収しfacebookの株価が高騰しました。パルマーは多くの資産を形成しました。
生い立ち
VR界の異端児であるパルマーはどの様な生い立ちだったのでしょうか。kickstarterでとても注目を浴びたパーマですが、いたって普通の家庭で生まれ育ちました。
父親が自動車セールスマンで、母親は専業主婦です。パルマーは幼少期から少しこだわりが強い少年で、両親は家庭で教育をするようにしました。
10代の頃は暇さえあれば、日本の有名なゲームであるクロノ・トリガーやゴールデンアイ007をやっていたそうです。
やがて映画も見るようになり、マトリックスやバーチャルウォーズなどを好んで見るようになりました。この2つの映画の共通点はVRです。その後パーマは興味本位で中古VRヘッドセットを買って機械いじりをしていました。
その興味本位の行いがとんでもない発明を生み出します。パルマーは19歳でVRヘッドセットを発明し、誕生日の一ヶ月前にkickstarterに掲載したところ、支援額は2時間も経たないうちに25万ドル(約3000万円)を集め、1ヶ月以内に2400万ドル(約27億円)が集まりました。
資産
そんなパルマーの現在の純資産は果たしてどのくらいあるのでしょうか。
現在の純資産は7億3000万ドル(約829億円)です。この資産額のパルマーはフォーブス(Forbes)という世界的に有名な経済誌で公開された「40歳以下の富豪起業家40リスト」の中に名を連ね、富豪の仲間入りを果たしました。
Oculus Riftについて
そんなパルマーが発明したOculus Riftは2016年3月28日にOculus VR社より発売されました。発売時は本体価格が83800円で、現在は63800円に価格改定がされています。専用のコントローラーである「Oculus Touch」は別売で12800円です。
Oculus Riftはパソコンとの接続で使用するもので、無料のアプリやゲームが多数あり、視野角が広く約90~110度の立体視が出来ます。一般的に人間の視野角は左右100度前後と言われていて、Oculus RiftはこれまでのVRHMDより没入感の高いVR体験が出来る危機になっています。
以下の動画はOculus Riftでプレイできる「The Climb」というゲームです。ロッククライミングゲームなのですが映像がとてもリアルで、クライミング中に掴んだものが不安定でグラグラ動く時などほんとうにハラハラしそうです。
動画は1分半程です。Oculus Touchという専用のコントローラーを利用してプレイしている模様をご覧ください。