バイオハザード7 無料DLC「Not A Hero」
今年の1月26日に発売された『バイオハザード7』。PSVRにも対応しており、そのクオリティは高く、全世界出荷本数は400万本を突破しました。
発売同時に無料追加DLC(ダウンロードコンテンツ)を2017年春配信予定で告知されていましたが、製品内容向上の為に延期となり、ついに同年12月14日に満を期して配信です!
「Not A Hero」の物語は「本編」のクライマックスから幕を開ける。 一般人が事件に巻き込まれてゆくイーサンの悪夢とは異なり、 プロフェッショナルが危地に挑む本作では、本編とは異なる恐ろしさ、 そして“シューター”のテイストも併せ持ったサバイバルホラーが描かれる。
「Not A Hero」をプレイしてみた
本作はバイオハザードシリーズでお馴染みの「クリス・レッドフィールド」が主人公です。今回の事件に深く関与しているとみられる人物の確保が任務であり、事件の収束に挑みます。
クリスといえば、これまでなんどもバイオハザード界で生存してきた猛者でプロフェッショナル。本編中の台詞で「こういうのは慣れているからな」というのが響きますね。
そして、あのクリスパンチや踏み潰しといったアクションも健在です。怯んだ敵に容赦なく打ちこみましょう。
その他、バイオハザード7本編と若干ゲームシステムが異なる点が特徴です。先の打撃アクションに加えてバイオシリーズお馴染みである自身のライフ量がわかる心電図が常時表示されています。
このシステムの導入については、バイオハザード4〜6ではアクション要素色が濃くなり、それらのファン層を意識したからです。手榴弾の登場も嬉しいですね!
とはいえ、ホラーサバイバルアクションではあるので恐怖もうまく演出されています。本シリーズはライティングと影の演出が絶妙です。
音楽に頼らず遠くから影が徐々に大きくなりながら敵が近づいてきたり、唸り声が聞けたりと、恐怖心を煽ります。
「Not A Hero」もVRに対応していて、こちらのクオリティも申し分ないです。音が聞こえてくる方を注視してしまいます。また、グロテスクな演出がいくつかあるので、血の描写がまったくダメな人は控えた方がいいかもしれません。とはいえ、実写のスプラッター映画とは程遠いです。
プレイ時間はストーリーを楽しみながらじっくりやって2時間程です。基本、ストーリーに沿ってエリアも拡張されていくので、謎解き要素はほぼないです。慣れてくれば1時間を切ります。
難易度の変更もあり、条件付きクリア特典が何種かあるので周回で楽しむことができます。
高難度であるプロフェッショナルモードでは、ジャストガードが肝となります。とにかくカウンターでクリスパンチを浴びせるのみです!!
これら無料配信にしては納得のいく完成度といえます。本編で気になった内容の続きが楽しめるコンテンツです。
※本コンテンツをプレイするには「バイオハザード7」本編が必要です。まだバイオハザード7を購入していない方は、本作含めたDLCが全てセットになった「ゴールドエディション」が同日に発売されているので、こちらを購入することがオススメです!
VR TOKYO ゲームレビュー
- 没入感
- 酔いにくさ
- おもしろさ
- ホラー感
コメント
没入感がとてもあります。酔いにくさは四方の敵に目を向けながら移動すると若干酔いました(個人差はあります)。また、VR設定についてはタイトルメニューから「OPTION-CONTROLS」でVRのカメラの操作速度や滑らかさなど細かな設定をできます。ストーリーとシステムが明瞭で相性もよくストレスなく進められました。アクション要素が濃くなった分、若干ホラー感が弱くなったと思いますが、新バイオ7としてとても良くできた作品の一つではないでしょうか。何より無料というのが素晴らしいです。
VR TOKYO ゲームレビュー
- 没入感
- 酔いにくさ
- おもしろさ
- ホラー感
コメント
没入感がとてもあります。酔いにくさは四方の敵に目を向けながら移動すると若干酔いました(個人差はあります)。また、VR設定についてはタイトルメニューから「OPTION-CONTROLS」でVRのカメラの操作速度や滑らかさなど細かな設定をできます。ストーリーとシステムが明瞭で相性もよくストレスなく進められました。アクション要素が濃くなった分、若干ホラー感が弱くなったと思いますが、新バイオ7としてとても良くできた作品の一つではないでしょうか。何より無料というのが素晴らしいです。