先日 1月26日の追加販売分のPlayStation®VR(以下、PSVR)を購入することができた私たち。まだ入手困難と言われている中、確実な入手方法は先着販売にいち早く並ぶということ。
つまり、競争率が高ければ高いほど、徹夜行列は避けられません。我々は徹夜行列に意を決して参戦してきました。当然、この時期は真冬の外での待機ということで、防寒対策もを主に準備をしましたが…
それでは、実際に我々が真冬の徹夜行列で役に立った必要アイテムを紹介しながら、実感した事をお伝えします。是非、今後何かしらで真冬に並ぶ時はこれを参考にして乗り越えて頂ければと思います。
防寒対策編
何といっても、真冬ですから防寒は必須。特に長時間外にいるので、冬の日常コーディネートなんてしていたらやられてしまいます。潔くお洒落は捨てましょう。我々でまず共通していたのが衣類の重ね着。特に人気が高かったのはこちら。
ユニクロのHEATTECH(ヒートテック)
今では ヒートテックの上位互換場である、極暖「ヒートテックエクストラウォーム」。さらにそれをより強化した超極暖「ヒートテックウルトラウォーム」まで発売されています。防寒のインナーはこれらを重ね着することをお勧めします。
下着にこれらを2枚重ねてからシャツやズボンを履けば、外で活動する時は全くもって寒くなくなります。靴下もヒートテックverがあるので、これもお勧めです。また、着込むことによりヒョロイ人はガタイが良く見えます。男性はここでフィジカルアピールしてみましょう。
ネックウォーマー・ヘッドウェア
頭部も寒さから守りたいところです。顔を含めて長時間、寒いところにさらけ出していると、頭痛もしますし、何より寒さを我慢して震えている表情は不細工極まりません。そこで便利なのが首も含め口元も隠せるネックゥーマー。
さらにそれがセットになっているヘッドウェアもあります。目だけ露出し、素顔を気にさせるオーラを放ちましょう。自分の目に自信が無い方は、残念ながらこれは生まれた時の初期ステータスなので諦めましょう。
グローブ
日本を代表する歌手グループglobeでは無い。ただ、ウィンターソングの名曲を行列のお供として聴くのは良いかもしません。話はそれましたが….、最も動かすであろう肝心な手も防寒しなくてはなりません。
行列時の時間潰しと言えば、スマートフォン。着用したまタッチスクリーンを操作できるものがお勧めです。着脱の面倒くささを解消し、防寒も出来る一石二鳥です。
ダウンジャケット
防寒着で有名なメジャー品。今回、並んでいる人の9割強はアウターとして着ていました。さすがにこれは重ね着できないので、インナーを重ね着した上で、商品購入までの期待心と包み込みましょう。
当然ごとく柔らかいので、防御力が低いことは否めません。あくまでも防寒です。決して、先に書いたガタイが良くなるだけで強くはなりません。
ホッカイロ
防寒着の保温効果を劇的に上げてくれるのは、ホッカイロ。中に貼ったり、ポケットに入れたりと各自にお好みで寒いところに当てるのが良いでしょう。友人と参加時はお互いに張りあって友情を深めてもいいかもしれませんね。
今回特に恩恵を感じたのは、足先です。考えてみれば足は靴下と靴だけでそもそもあまり防寒が難しい部位。心臓から遠いほど冷えやすとはこのこと。靴下を重ね着し、靴用カイロを使用することも必須と言っていいでしょう。
ブランケット / 寝袋
着込んでホッカイロも使って、もう万全だと思うかもしれませんが、実はこれだけでは完全には防寒できません。外で活動するのなら問題ないのですが、行列で待機することを忘れてはいけません。同じ箇所でとどまると、みるみる体力を奪われながら、同時に体感温度も下がります。
間違ってもおしくらまんじゅうなどしてはいけません。体力を浪費するだけです。よって、防寒した格好の上から、ブランケットや寝袋で凍てつく風から身を守りましょう。我々全員とも服装とカイロだけでは、寒い寒いと口にしていました。
マグボトル
寒い中、温かい飲み物は嬉しいものです。缶コーヒーやペットボトルなど飲みたい時に買えば良いと考えますが、一気飲みもできないですし、少しずつ口にしたい時もあるでしょう。
冬場ですと量が減っていき、気付いたら冷たい飲み物になってしまったということも。ここで、役に立つのは魔法瓶構造の高い保温力のあるマグボトル。温もりはできるだけ永く続けたいものですね。
行列待機編
防寒対策をしたら次は、行列待機の準備をしましょう。外で定位置にずっといるので、基本は立つか座るかです。転売を主とした割込防止として、割込防止券という整理券みたいなものを配布されますが、その場を離れることは原則できません。よって、堪えず待機するのみです。悟りを開くぐらいのノリでいきましょう。
イージーチェア
これがあるかないかで、待機攻略難易度がかなり変わります。特に背もたれ付きのチェアを強くお勧めします。その場でくつろいで睡眠も取りやすいからです。そして、寝る場合は防寒服だけでなく、ブランケットや寝袋も使用しましょう。
やはり、寝ると体温が下がります。特に寝袋の足先にカイロを入れるのはウルトラコンボ技ものです。合わせて騒音や街灯が気になる方は、アイマスクや耳栓があると良いです。
アルミシート
イスは用意できない。横になりたい。そんな人には厚手のアルミシートを用意しましょう。地面は固いので、長時間座るとお尻の負担が大きいです。そして、冬ですとお尻が冷えてしまいます。マットの厚さは持ち運びを考えて、10mm弱で良いと思いますが、ソフト派かハード派かは自身のお尻とご相談してください。
広さは待機場所にもよります。人一人寝れる場所を確保できるのであれば、それを敷いて寝袋で寝ることもできます。我々は今回並ぶ際に係員が、スペースを確保してお並びくださいと言ってくださったので、余裕を持てました。
タブレットパソコン
長時間の強力なお供はタブレットパソコン。映画やドラマといった動画を見るのも良し。電子書籍として楽しむのもありです。当然、イヤホンは着用は当たり前です。
ただ、イヤホンを付けてパーソナルスペースで見るからといっても、公の場所ですからアダルトコンテンツは慎重ものです。さらに音量をあげて、係員の指示を聞き逃すことは無いようにしましょう。
モバイルバッテリー
スマートフォンやタブレットパソコンを使用していると、バッテリー容量はあっという間に底をついてしまいます。ただの娯楽目的のデバイスであれば、電源が落ちてても問題無いのですが、近年の家電量販店は会員カードがアプリ化されており、購入の際にそれを提示することが必須ということもあります。
いざ気付いた時に電源が入らないとなると相当焦ります。使用頻度にもよりますが、何時間もずっと使用するのであれば、やや大きめのモバイルバッテリーにしましょう。気合いを入れすぎて、発電機は持ってきてはいけません。
最も恩恵を感じれたモノ
防寒も待機用アイテムも準備して挑んだわけですが、最終的に我々が共通して最も恩恵を感じられたモノがあります。それはそう何者でもない。一緒に並んでくれた仲間という者(モノ)。寒い中も暇な時も、お互い声をかけて励ましあって、その場の環境を共有できたからこそ乗り越えられたような気がします。
お一人様参加もあるかもしれませんが、せっかく長時間いるわけですから、思い切って前後の方に「俺とパーテーを組まないか?」と自信を持って声をかけてみてもいいかもしれません。ただ、その結果がどうなろうと責任はとりません。