2016年10月13日の発売から1年が経ち、累計販売台数が100万台を突破した「PlayStation®VR」(以下、PS VR)。
VR TOKYOのメンバーも発売開始から3か月後の2017年1月に、ヨドバシ新宿西口本店にて閉店前から徹夜で並び購入しました。
ここであらためて、PS VRを半年以上に渡って使用してきたレビューを、実際にプレイしたゲームの感想なども交えてお届けします。
PS VRの没入感はかなり高い!
PS VRを購入するまではスマホVRで遊んだりしていましたが、もう圧倒的に違いました。
VR(仮想現実)という名の通り、本当に自分自身がゲームの中に入っているような没入感や臨場感を感じることができ、画面を見てプレイする今までのゲームと比較しても、一味も二味も違った感覚。
360度どこを見渡してもゲームの空間が広がり、そんな体験を気軽に自宅で出来るというのは本当に衝撃的で、初めてプレイした時の感動は今でも忘れられません。
2017年の6月にはPS VR専用のシューティングコントローラーと一緒に、PS VR専用のFPS「Farpoint」が発売されましたが、シューティングコントローラーでプレイする「Farpoint」は直感的な操作でさらに没入感を高め、オンラインで友人とプレイした時は格別の面白さでした。
PS VRの画質はもうちょっと頑張ってほしい
画質に関しては、ハイエンドVR HMDのViveなどと比較べてしまうと物足りなさを感じる部分もあります。ただプレイするタイトルによっても画質は変わり、先ほど紹介した「バイオハザード7」や「Farpoint」は質が高いです。
画質が上がれば没入感もさらに高まるので、今後に期待といったところでしょうか。
ViveやOculus Riftとの価格比較
PS VRも決して安くはありませんが、ハイエンドVR HMDとしてよく比較される「Vive」や「Oculus Rift」に比べると良心的な価格です。
「Oculus Rift」は先日定価を約5万円にしPS VRと同価格帯となりましたが、「Vive」や「Oculus Rift」は専用のゲーミングPCが必要なため、その専用PCだけで最低でも10万円が掛かります。
PS VRの場合であれば、PS4(またはPS4 Pro)を購入しても約10万円。環境が整えやすく、スペースの問題もそこまで気になりません。
多岐にわたるコンテンツ。VRゲームタイトルも着実に増えている
発売から1年が経過し、映像コンテンツやアプリなども含めるとタイトル数は100本以上となりました。
日本ゲーム大賞2017の優秀賞を受賞した「バイオハザード7」、ユーザーから高評価を得た「Farpoint」といった内容も面白く質の高いタイトルが既にあり、今後も「グランツーリスモSPORT」や「エースコンバット7 スカイズ・アンノウン」(どちらも一部VR対応)、FFXVの世界で本格的な釣りが楽しめる「MONSTER OF THE DEEP: FINAL FANTASY XV」などのリリースが控えていて、ビッグタイトルのVRゲームも徐々にですが増えています。
またゲームだけでなく、「傷物語VR」や「劇場版 仮面ライダーエグゼイド スペシャルVR映像」といった動画コンテンツもあり、コンテンツのジャンルは多岐にわたります。
シネマティックモードが最高
PS VRに搭載されている「シネマティックモード」は、VRヘッドセットに映し出される仮想空間内に画面を映し出すことができるので、通常のPS4ゲームや映画、YouTubeなどの動画コンテンツを巨大なスクリーンで楽しむことができます。
だから大きなTVは必要ありません!常にシネマティックモードでPS4のゲームをプレイしたり映画鑑賞しませんが、ここぞという時には大迫力で楽しめ嬉しい誤算でした。
DMM VRは漢の夢
2017年4月にはDMMがPS VRに対応し、DMM.comのVR動画や大人向けVRコンテンツが観れるようになりました。(全ての漢PS VRユーザーが歓喜し、これを機にPS VRの購入を踏み切った人もかなりいるのではないでしょうか!)
で、実際どうだったのかというと…ヤヴァイです!漢の夢が叶いました。
DMM.com VRの魅力やオススメポイントは、下記の記事で余すことなくレビューしてるので要チェック!
【結論】PS VRを購入するならまさに今!10/14から新型PS VRも
VR TOKYO「PS VR」レビュー
- 没入感
- 装着感
- おもしろさ
- 画質
- コストパフォーマンス
- 友達と盛り上がる度
- 買って良かった度
コメント
評価項目は「PS VR本体」におけるものです。「没入感」や「おもしろさ」はプレイする作品で変わります。金額は決して安くはありませんが、PS4を持っている人ならカメラ同梱版を購入するだけでよく、他のハイエンドVRよりも初期費用がグッと下がります。PS VRでしか味わえない体験をぜひ!