2018年3月公開「映画ドラえもん のび太の宝島」をモチーフにしたアトラクションが登場
2014年から実施されているテレビ朝日・六本木ヒルズ全域を舞台とした大型イベント『テレビ朝日・六本木ヒルズ 夏祭り SUMMER STATION』。 夏祭りメインエリアでは、最新技術を駆使した【AR 宝探し】、「ドラえもん 宝島アドベンチャー」が開催されます。 子どもたちはもちろん、大人も楽しめる体験型アトラクションです。
ドラえもん 宝島アドベンチャー ~ザクザク!AR宝探し~
ゲームのストーリー
本当の宝物を見つけに!ドラえもんと一緒に宝探しの冒険に出発だ!
夏休み、のび太、しずか、ジャイアン、スネ夫たちは、ドラえもんにお願いして、【ノビタオーラ号】で宝探しの大冒険に出発をすることにした。
宝のありかを見つけてくれる『宝探しビジョン』をかざして旅を進めていると、『宝探しビジョン』が反応して、宝が隠されたポイントを発見!そこはなんと、海の底!
早速、宝探しを開始しようとしたのび太たちだが、すぐそこに海賊船の影が迫ってきていた…海賊船を見つけたドラえもんは、ポケットからひみつ道具を出そうとするが、あせって、ひみつ道具を海中にばらまいてしまう。
ドラえもんが海に落としたひみつ道具、そして、探していた宝を「宝探しビジョン」を使って探しだしコレクションするのが今回のミッションである!
敵の海賊船がやってくるまので時間は、たったの4分!それまでに、船のデッキや海の底、様々な場所に隠された宝箱を探し出し、スキャナーにかざしてそのフタを開けて見よう!箱の中に隠された宝物を7つ集めたらゲームクリア! 「ドラえもん 宝島アドベンチャー」オリジナルの記念グッズをプレゼント!
ゲームのルール
・プレイヤーは、基本的に1名につき1台のタブレットを使用します。
・各タブレットには、獲得すべき7つのアイテムが絵柄で表示されています。
・プレイヤーズエリアは「ノビタオーラ号デッキ」と「海底」の2エリアに分かれており、両方の部屋に隠された7つのアイテムを制限時間内で探し出します。
・ひみつ道具、王冠、短剣は、タブレットの絵柄どおりの造形物を探し出し、タブレットのカメラにかざして獲得します。宝箱に隠されている金貨とダイヤは、箱をタブレットのカメラにかざして確認。
・タブレットによって獲得するアイテムは異なります。
・4分経過すると自動的に結果画面が表示されます。
・全7アイテムを見事に獲得できたプレイヤーは、出口でタブレット画面の提示で、オリジナルメダルがプレゼントされます。
体験レポート
ここから実際に体験した内容をお伝えします!列に並ぶとスタッフから「宝探しビジョン」を渡されます。
子どもはこの時点でテンションがあがるでしょう♪とても鮮やかなタイトル画面です。
ゲームの前にお姉さんがドラえもんの空き地にて、ルールや遊び方を説明してくれます。時間は5分弱ぐらいです。
説明を終えると、あらゆる環境に人体を適応させるひみつ道具「テキオー灯」を浴びさせてもらい、奥にある「どこでもドア」を抜けて船と海のエリアに移動します!こういう世界観を大事にしているところもいいですよね!!「テキオー灯」が出てきた時には、嬉しくなりました(笑)
冒頭の説明からプレイエリアを共にする人数は、MAX30人のグループで案内されますが、タブレットは1人1台で個別による宝探しとなります。開始時間と終了時間は一緒です。
エリアに全員入ると、スタッフのアナウンスと共にスタートです!タブレットにも「スタート」と表示され、カウトダウンがはじまります。
各々、自由に移動しながらタブレットに表示された7つのアイテムを探していきます。似たアイテムがあったり、宝箱に入っているのもあったりと中々難しい!!
制限時間が4分しかないので、大人でもクリアするとなると、本気でミスがないように取り組まないといけません。
そして、ひみつ道具を目の当たりにすると、ワクワクしますね(笑)
ころばし屋とミチビキエンゼル。わかる人にはわかるはず!
あああ!!!し、しずかちゃん!!!!!
と、、あれよあれよであっという間に4分。敵の海賊船が迫ってきたので、どこでもドアで脱出してゲーム終了です。合計で3つしか発見できず。やりごたえもあるし、何よりもタブレットをアイテムにかざしたときに正確にそのアイテムのCGがタブレット画面に表示する仕組みが素晴らしかったです。
今回のARの仕組みは従来のQRコードによる認識ではなく、「可視光通信」を採用しています。
可視光通信とは?
可視光通信とは人間の目に見える光「可視光」を使って通信を行う最新の通信技術。今回採用した技術では、照明の光に対して人の目では感じないレベルの変化を加えることによって情報を伝送することが可能とのこと。
可視光通信技術で立体物を認識する仕組み
会場内のひみつ道具は可視光通信対応の照明で個別にライトアップされています。各照明の光に固有の情報を割り当てることで、タブレットのカメラを通してアプリがどのひみつ道具のARアクションを実行するかを判別します。
可視光通信技術を採用した理由
多くの AR システムは、アプリがカメラを通してAR マーカーなどを認識し、それに合わせる形でCGを表示させます。ただし、カメラに対してマーカーが正対する方向からしか認識することができません。
斜めからは認識が困難になります。その結果、イベント会場では一人ずつ順番にマーカーを認識しなければならない状況に陥ります。また、マーカーとして不自然な模様を会場内に設置しなければなりません。
「ドラえもん 宝島アドベンチャー」では、ひみつ道具をあらゆる角度から複数人が同時に認識してスムーズにイベントを楽しんでも らうために、今注目されている新技術「可視光通信」を採用しています。
また、VRは小さなお子様が体験できないことからARを用い、家族全員で楽しめるアトラクションになっています。
可視光通信の導入が期待されている市場
可視光通信技術は様々な市場で実用化が期待されています。今まで電波の使用が禁止されていたエリアや、無線が通じなかった水中における通信手段としても活用が可能。街中や駅のサイネージなどディスプレイと合わせた取り組みも検討されているようです。
まさにこれら最新のAR技術そのものがドラえもんのひみつ道具な感じがしました。 是非、この「AR 宝探し」をこの夏体験してみてはどうでしょうか。
アトラクション基本情報
タイトル | ドラえもん 宝島アドベンチャー ~ザクザク!AR宝探し~ |
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開催期間 | 2017年7月15日(土)〜8月27日(日) |
開催時間 | 10:00〜19:00 |
開催場所 | 六本木 テレビ朝日本社2階 特設会場 |
入場方法 | 『整理券』と『サマパス』が必要です。先着で『選べる!夏のドラえもん宝島グッズ』をプレゼント! ※『サマパス』大人[中学生以上]¥2,000(税込)/小人[4歳〜小学生]¥1,000(税込)」 |
公式サイト | http://www.tv-asahi.co.jp/summerstation/ |
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