先日ニュース記事でも取り上げた、ナンジャタウンのMRプロジェクト「PAC IN TOWN(パックインタウン)」と「一網打尽!蚊取りパッチン!大作戦」を体験取材してきました。
MRヘッドセットである「HoloLens」はVR/ARデバイスと比較して何が違うのか?そして、特別ゲストを迎え、ナンジャタウンが提供する上記2つのアトラクションを体験してみた感想などをお伝えします!
特別(?)ゲストはこの方
特別ゲストには以前「SINGULARITYで仲間との絆が深まる!お台場 ZERO LATENCY VRを体験レビュー」という記事で醜態をさらしとても頑張っていただいた、しょごたんです。
- しょごたん
- 大学卒業後、ITベンチャーにてサーバサイド、バックエンドを中心に大小様々な開発経験を7,8年間積む。MT東京、MTDDC TOKYO 2015,2016にて登壇経験をするなど活躍中。コスプレとゲームが趣味。最近はモンハンとPUBGの実況配信に夢中。
【体験レビュー】PAC IN TOWN(パック イン タウン)
1つめは30代以上の世代では超懐かしさがある「パックマン」をMR化したアトラクションです。マイクロソフトのMRデバイス「HoloLens(ホロレンズ)」を使っており、HoloLensを装着したプレイヤーの目の前には「パックマン」の世界が広がります。
アトラクション内容としては、全部で5ステージの迷路の中、制限時間内(2:30)にゴーストを避けながら全てのクッキーを食べてクリアを目指すというもの。
ゴーストに触れてしまうと10秒間動けなくなるというペナルティがあったり、パワークッキーを食べるとゴーストをやっつけることができる等、様々なギミックも用意されているのでゲーム性もしっかり担保されています。
最大3人まで同時に遊べますが、1人でも遊べるらしく、寂しかったらスタッフさんが一緒にプレイしてくれることもあるそうです。(その時のスタッフ稼働状況によります)
早速やってみた
普段この場所は縁日広場の休憩所として使われており、机や椅子が多く並んでいますが、「PAC IN TOWN」の体験時間になると片付けられ大きなプレイスペースとなります。
この場所でHoloLensを渡され、ちょっとしたセンサー調整をしてプレイ開始です。
プレイ動画
体験してみて
「PAC IN TOWN」は広いスペースの中をかなり動き回ることになるので、ヘッドセットの固定が甘いと動いてる時にずれ落ちてきたりします。事前にスタッフさん指導の元、しっかりと固定することが最大限楽しむコツかなと感じました。
また、映像の中にはバーチャルの壁があって迷路のようになっており、身長が高い人だと壁の向こう側が見えてしまうのでゴーストの位置がまるわかりになりますが、身長が低い子供の視点だとゴーストが壁からいきなり出てくるので、より緊張感があるプレイができそうです!
ゴールデンウィークまで延長決定!
「PAC IN TOWN」は公開当時、2月末までの期間限定アトラクションでしたが、好評につきなんと5月6日まで期間延長が決定しました!
春も近づき、外出もしたくなる季節なので、この機会に体験してみてはいかがでしょうか?
※3月からは毎日できるというわけではなく、体験可能日時が限られています。詳しくは公式HPのスケジュールをご確認ください。
※7歳未満の方はご利用になれません。その他注意事項はこちら。
アトラクション概要
体験可能期間 | ~5月6日(日) ※予定 |
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場所 | ナンジャタウン 福袋縁日広場 |
時間 | 3月からは体験可能日時が限られています。詳しくは公式HPのスケジュールをご確認ください。 |
料金 | パスポートでのみ利用可 |
プレイ時間 | 2分30秒(準備時間を除く) |
HP | http://www.namco.co.jp/tp/namja/attraction/PAC-IN-TOWN.html |
【体験レビュー】一網打尽!蚊取りパッチン!大作戦
本作は、ナンジャタウンオープンの1996年から稼働する人気アトラクション「爆裂!蚊取り大作戦」がHoloLens導入で大きく進化しました。
狂暴な蚊が大量に目の前まで迫ってくる演出や、両手を叩いて発生する“衝撃波”で大量の蚊を一気に撃退する爽快感を実現したアトラクションに生まれ変わっています。
早速やってみた
当アトラクションは乗り物に乗りながらプレイするタイプのアトラクションです。搭乗前にHoloLens/アームバンド/大きな手のパネルを装着します。
さぁこれで準備完了!
と思いきや、一度受け付けの外に出て園内を少し歩き、HoloLensや道具操作に慣れる練習をします。
これは、まだHoloLensに慣れていない方がほとんどで、少しでもアトラクションを思いっきり楽しんでほしいという考慮からだそうです。さすがナンジャタウン。常に利用者目線です。
そんなこんなで、1〜2分程度の練習を終えると、遂に乗り物にのってアトラクションスタートです!
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〜2分後
残念ながらコース内では撮影が不可だったので、しょごたんの感想コメントをお楽しみください。
ちなみに、ゲーマーのしょごたんはSランクのスコアを叩き出し、「香取害虫駆除会社」に年収2,000万で採用されるかもしれないとのことです。
アトラクション概要
体験可能期間 | ~3月31日(土) ※予定 |
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場所 | ナンジャタウン 福袋七丁目商店街 |
時間 | 常時稼働 |
料金 | 800円またはパスポート利用可 |
プレイ時間 | 約3分(準備時間を除く) |
HP | http://www.namco.co.jp/tp/namja/attraction/katori.html |
注意事項/利用制限 | http://www.namco.co.jp/tp/namja/NEWS/attraction/20180126_01.html |
この春は最新MRデバイス『HoloLens』を体験しにナンジャタウンへGO!
「ナンジャタウン×MRプロジェクト」は、現実世界とデジタルが融合した最新のMR(Mixed Reality/複合現実)技術を応用したテーマパーク向けアトラクションを国内で初めて「ナンジャタウン」に導入するもので、日本マイクロソフト株式会社と連携して、MRデバイス『Microsoft HoloLens(マイクロソフトホロレンズ)』を活用し、テーマパークの企画運営をナムコがプロデュース、MR技術を用いたアトラクションの研究開発をバンダイナムコスタジオが担当しています。
まだまだ「Microsoft HoloLens」を体験することはできないので、興味ある人はこの機会にナンジャタウンで体験してみてはいかがでしょうか?
※Microsoft、HoloLens は、米国 Microsoft Corporation の米国及びその他の国における登録商標または商標です。
VR TOKYOレビュー
- 画質
- 没入感
- 酔いにくさ
- おもしろさ
総評
両コンテンツともナンジャタウンらしさがあり、「誰でも楽しめる」というポイントを大事にしているので、アトラクションの面白さと同時にMRの認知度向上に大きく貢献してくれていると感じました。今回紹介したアトラクションはどちらも期間限定ですが、今後MR技術を用いたアトラクションが増えていく事に期待します!
おつかれさまでした。
PAC-MAN™&©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.