2017年7月14日(金)に新宿にオープンした「VR ZONE SHINJUKU」。VR TOKYOも一通りVRアクティビティを体験しに行ってきました。
その中でも本記事では、VRで本格的な釣りを楽しめるVR ZONE SHINJUKUのアクティビティの1つである「釣りVR GIJIESTA」の体験レポートをお届けします。
釣りVR GIJIESTAとは
“暴れ過ぎ、注意‼︎”
釣りVR GIJIESTAとは制限時間内に出来るだけ大きい魚を沢山釣り上げながら、その日の記録を競う一人プレイのアクティビティです。
前回私がリアルの釣りに行ったのは去年の5月頃でした。一人で満を持して行きましたが、ソフトルアー(ミミズのような疑似餌)を使って小さい「キチヌ」というクロダイの仲間と、20cm位のサバを釣り上げました。
実際の釣りでは小物しか釣れていない私ですが、今回はVRでの釣り。
たかがゲームです。
かの昔あったゲットバスでは良く大物釣れましたし。そんな根拠のない自信とともに「大物を釣るぞ」と挑みました。
釣りVR GIJIESTAはバーチャルリアリティ内での釣りという事で、当たり前ですが手も汚れず虫もいません。また雨や台風だろうと関係なく釣りを楽しむことが出来ます。
到着時間が遅かったためか、待ち時間はほぼ無くプレイ出来ました。受付をしたのは平日の20時頃でした。
程なくしてすぐにご案内を受けました。
うぉっ!リールとロッド!!(しかも左巻)
この時点で釣りがお好きな方はとても高揚されるかと思います。
※リール…糸を巻いてルアー(魚に似せた擬似餌)を動かしたり、針に掛かった魚を引き寄せるもの
※ロッド…ルアー釣りに必要なリールを付けられる釣竿のこと。
こちらは釣りの様子を他の人が見れるモニター。「大きい魚、釣って見せるぞー」ととてもテンションが上がるものでしたが結果は…
釣れることは釣れる。でも、ガチ攻略をするのは難しかった。
まずヘッドマウントディスプレイ(ゴーグルと一体型のディスプレイ)を付けてびっくりしました。
き、綺麗。
水面の光の反射や影になっている部分など、繊細に再現されてました。目の前に広がる自然を見渡して、大きく深呼吸をしたくなりましたがここは新宿。そのことは忘れてはいけません(?!)
実釣開始です。魚の形をした擬似餌(ルアー)は3つの中から選べます。どれが魚の好みに合うかを考えながら釣りをします。
日なたの方に魚がうようよ泳いでいました。初めは澄んでいる水に光の反射を嫌うお魚さん達の愛する暗めの色のルアーを選んで釣りを開始しました。
ルアーを引きます。左手に握っているツマミ(リール)を回すと、糸が巻かれてルアーが魚のように動きます。
私の失敗は高速リール巻きや、魚の動きに合わせてちょんちょん竿を動かしてしまったことです。こざかしい。
きっと心の中にほんの少しでも「自分は普段釣りをしているんだ。見よ、初心者ども。この竿さばき」と思ってしまったことが最後でした。恥ずかしいことこの上ないです。釣りVRはそんな自分自身との戦いでした。
ただただ、時間だけが過ぎていきます。
そうこうしている内に…
ヒット!!!魚が掛かりました!!
慌てずリールを巻いて、魚を引き寄せましょう。
釣り初心者の方でも、スタッフさんとマイクでやり取りが出来るので安心です。ルアーの投げ方や釣り方はもちろん、魚が掛かった時にテンパっても対処方法を分かりやすく教えてくれます。
魚が水面に出て飛び跳ねないよう竿を下げていますが、全く意味がありませんでした。
結果バラしまくる始末…(途中で針がよく外れました)。
手前に寄った魚を手網で捕獲する様子です。地面に対してナナメに突き刺すように魚をすくうと上手くいきます。
やった!無事捕獲成功しました!!塩焼きにして食べられないのが残念。
屋内で汚れず、本格的な釣りを楽しめる!釣りVRはやり込み要素の強いアクティビティだった
釣りを普段されない方は、本物の釣りをしている感覚になると思います。釣りをされる方はルアーを引いている時のアタリと引きの重さを感じてもらいたいです。
コントローラーを見て引っ張られるものがないのに、引きを感じる感覚を味わって下さい。
魚を掛けるためにゆっくり素直に巻いて、ルアーを動かすのがコツです。その日の最高記録は12匹で大きさは最大53cmでしたが、私の記録は5匹で最大35cmという結果に。見るに見かねた私に途中スタッフさんが優しくアドバイスして下さいました。ありがとうございました。
普段釣りをされない方もする方も、記録をぜひ狙ってみて下さい!
VR TOKYOアトラクションレビュー
- 没入感
- 酔いにくさ
- おもしろさ
- 画質
コメント
プレイヤー次第で記録が変わり、そこそこは釣れるのですが記録を塗り替えようとなると難しくやり込み要素アリのアクティビティです。
他のアクティビティと違って、唯一「実際にあるもの」を再現しているコンテンツなので、その再現性を感じ取ってもらいたいです。そこには生きた魚がいますよ。
VR TOKYOアトラクションレビュー
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- 酔いにくさ
- おもしろさ
- 画質
コメント
プレイヤー次第で記録が変わり、そこそこは釣れるのですが記録を塗り替えようとなると難しくやり込み要素アリのアクティビティです。
他のアクティビティと違って、唯一「実際にあるもの」を再現しているコンテンツなので、その再現性を感じ取ってもらいたいです。そこには生きた魚がいますよ。