当メディアで何度かレビュー紹介したVR ZONE SHINJUKUに新しい体験アクティビティ「攻殻機動隊ARISE Stealth Hounds」が追加されたので、編集部で早速体験してきました!
残念ながら、事前取材申し込みをしていなかったので、体験中の撮影は一切できませんでしたが、出来る限りの感想をお伝えします!
攻殻機動隊ARISE Stealth Houndsとは?
“音が見える 姿が消える”
「攻殻機動隊ARISE Stealth Hounds(以降、攻殻機動隊ARISE)」は大空間を自由に動き回り敵を撃ちつつ、ミッションをクリアしてスコアを競うチーム対戦型のフィールドVRアクティビティです。
フィールドVRアクティビティとは、全身にモーションキャプチャをつけ、広めの場所で自ら動いてプレイできるアクティビティのことです。今回体験した「攻殻機動隊ARISE」は20m×12mの専用アリーナにて、最大4vs4(合計8名)のチームバトルができます。しかし、残念なことにまだ試運転中ということもあり、2vs2(合計4名)での体験となりました。
尚、試運転中はチームぞれぞれ1名づつスタッフさんがつき、プレイ中のアシストをしてくれるので、初めての人でも安心してプレイできます。試運転後、安全が確保されたと判断しだい、ユーザーのみの最大8人でのプレイといった形に徐々に移行していくようです。

施設の中でも最大のスペースとなっている
実際の体験感想を甘辛レビュー!
身体中につけるモーションキャプチャアイテムが激アツ!
まず施設に入ると、モーションキャプチャアイテムを身体中にとりつけていきます。ヘッドセットやバックパックPCはもちろん、腕や足のスネ、そしてお尻あたりにもつけ、合計7つのアイテムを使用します。

本物の兵士さながらだ・・
当たり前ですが、かなりの重量感があり、スタッフさんによると合計約10kgもあるそう。しかしながら、その重量感がよりリアル感を高め、編集部おっさん4名は大興奮でした。
武器はハンドガンのみだが、光学迷彩がテンションあがる

上の写真からもわかるように、武器はハンドガンのみとなっています。そこまで重くもないので女性でも気軽にプレイが可能!
そして、攻殻機動隊といえば、、、そう。光学迷彩のステルス機能!なんと、今回のアクティビティにもしっかり実装されており、ハンドガンについているボタンを押すと一定時間透明になることができます!

光学迷彩で透明になっていく様子
しかし油断は禁物です。透明になったからと言って、被弾しないわけではありません。身体自体はそこに存在しているので、被弾するとしっかりダメージを受けてしまいます!
ヘッドショットは1発。それ以外は3発あたれば戦闘不能に。戦闘不能になった場合は、フィールドのどこかにあるリスタートポイントを見つけ、そこに一定時間立つとライフが回復し再度戦闘に参加できます。
ただし、ゲーム内のシステムにはいくつかペナルティ行動があり、ペナルティを受けるごとに回復時の経過時間が加算されます。つまり、ペナルティを受ければ受けるほど回復に時間がかかり、チームとして不利になるということ。
ペナルティの例としては、「移動速度」の制限があること。せっかくのフィールド型VRなので動き回りたい気持ちは山々なのですが、あまり速く動いてしまうとペナルティを受けてしまいます。
安全を考慮しての設計だとは理解できるのですが、これがかなり厳しく、そろ〜りと動かないとすぐにペナルティになってしまい、気持ちが少々萎えてしまったのは正直な感想です。
ちなみに、速く動いてしまいペナルティ状態になったら、そのユーザーは身体中が赤く光り、壁越しからでも敵に見つかってしまいます。。涙
知り合い同士で戦うチーム戦が燃える
これまで「ZERO LATENCY VR」や「MOTAL BRiTZ」など、いくつかのフィールドVRアクティビティを体験してきましたが、知り合い同士で撃ち合うというチーム戦は初体験でした。

アバターになり、敵チームを倒していく
知り合いに撃たれた時のムカつ悔しさや、逆に倒した時の爽快感はこれまでに味わったことがないものでした。
また、ヘッドセットについているマイクを使い、チーム内で会話ができるので、敵の位置を教えあったり、作戦を練ったりすることができるのもよかったです。
しかし、ヘッドホンの性能なのか、声が少し遠く聞こえたり、敵チームの会話が聞こえたりしてあまり没入することができなかったので、今後の改善に期待です。
もう一つ改善してほしい点としては、各チームについてくれているスタッフさんが色々指導してくれて頼りにはなるのですが、指導ばかりでも楽しくないので途中から指示なしでプレイヤーにゲームを委ねてくれてもいいのかなと感じました。
プレイ後のランキング要素がゲーマー心をくすぐる!
ゲーム終了後、以下ページで体験した日時を選択すると、自分たちのスコアとチームランキングなどが見れるようになっています!こういったギミックは嬉しいですね。
https://favr.vrzone-pic.com/result/fires/indexあくまで予想ですが、ハイスコアを目指すには「敵を倒した数」+「ヘッドショット数」+「ミッションクリア数」などで加算されていくものだと思われます。
気になる我々のスコアはというと・・・

まさかのハイスコアwww※こもりさんはスタッフさんの名前
しかも、FPS系に慣れているリッチマンがボロボロの結果で、FPS慣れしていないキャプテンがぶっちぎりの一位でした。
料金は超割高。リピートは厳しい。。
「攻殻機動隊ARISE」がオープンしたという情報を聞いた時、値段を知って目玉が飛び出そうになったのを覚えています。
その驚きの価格がこちら。
攻殻機動隊ARISEチケット料金 | 1day4チケットセット:¥7,200 入場チケットセット:¥3,600 当日チケット:¥2,800 |
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フルだとディ○ニー超えてるやんけ\(^o^)/
ちょっとこの値段はどうなんでしょう。我々は既に他アクティビティを体験済みなので、入場チケットとあわせて¥3,600でしたがそれでも高い。。
恐らく相当のコストをかけられて開発されてるのでしょう。版権料金とかあるだろうし、回転率も悪そう。新宿の一等地であれだけ大きな施設を作ればお金もかかることは理解できます。
だが、それでも高い!高すぎる\(^o^)/
コンテンツのクオリティはいいだけに、ここは本当に残念です。これではVR体験者はなかなか増えていきませんよバンダイナムコさん。。
更に、体験時間がこれまた短いというのもリピートしづらい大きな理由の一つです。
正確に測っていたわけではありませんが、アイテム装着や説明を受ける時間が15分くらいで、実際のプレイ時間は10分なかったんじゃないかな・・・。欲を言えば、フィールドやギミックを変更して2回戦までできると、上記金額にも納得感が増してきます。
- 没入感
- 酔いにくさ
- おもしろさ
- 画質
- 金額
総評
金額と体験時間部分では厳しい評価でしたが、ゲームコンテンツ自体はとても楽しく、またVRの新たな可能性を感じました!攻殻機動隊ファンの方でも十分に楽しめるクオリティかと思います。リピートは厳しいと言いましたが、本格稼働時には再度挑戦したいと思います!
「VR ZONE SHINJUKU」施設概要
施設名 | VR ZONE SHINJUKU |
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住所 | 東京都新宿区歌舞伎町1-29-1 (JR新宿駅東口 徒歩7分/西武新宿駅 徒歩2分) |
通常料金 | 大人:入場料800円、こども(6~12歳)500円、5歳以下無料 1Day4チケットセット:4,400円 (入場料と4種類のVRアクティビティチケットがついたセットチケット) |
攻殻機動隊ARISEチケット料金 | 1day4チケットセット:¥7,200 入場チケットセット:¥3,600 当日チケット:¥2,800 |
ご利用方法 | 専用サイトまたは下記アプリで予約、または当日窓口で販売券を購入 |
予約アプリ | iOSアプリはこちら Androidアプリはこちら |
営業時間 | 10:00~22:00 ※最終入場時間21:00 ※飲食店のラストオーダーはフードメニュー21:00、ドリンクメニューは21:45まで |
営業日 | 年中無休 |
URL | http://vrzone-pic.com/ |
※VRアクティビティの対象年齢は13歳以上です。
※その他、利用制限や注意事項に関しては公式サイトをご確認ください。