今日はVRゴーグル購入を検討している人の為に、VRゴーグル選びのポイントを説明しよう
徐々にゲーム以外でもVRコンテンツが増え、スマートフォンでも手軽にVRを体験できる機会が増えてきました。
しかし、スマートフォン向けのVRコンテンツを楽しむためには、VRゴーグルが必要となります。そこで今回はVRゴーグルの購入を検討している方にむけて、VRゴーグルを選びのポイントを説明します。
VRゴーグルの種類
まずVRゴーグルを大きく分けると、一眼レンズタイプと二眼レンズタイプに分かれます。それぞれの特徴を挙げると
一眼レンズタイプ
- 価格が安い(1,000円前後で購入可能)
- 子供でも楽しめる
- 立体感がなく迫力がない
- 耐久性・装着感:低
二眼レンズタイプ
- 一眼タイプより価格が高い
- 子供の使用は推奨していない
- 立体感があり没入感を得られる
- 耐久性・装着感:高
となっており、一眼タイプと二眼タイプは対象的です。
一眼タイプの耐久性が低いのは、その多くがダンボールタイプ(または紙製)のためです。また、固定ベルトが付いていないので、常に手で抑える必要があり装着感も良いとは言えません。
二眼レンズタイプはなぜ子供使用を推奨していないかというと、二眼レンズタイプを子供が使用すると斜視になるリスクがあるためです。
※ハコスコ(2眼レンズタイプ)は7歳以上、PS VRは12歳以上、Oculus Rift/HTC Viveは13歳以上を推奨
最近よくYouTubeにアップされている360°動画を楽しみたいという方、子供と一緒に使いたいという方は、まずは一眼レンズタイプがいいでしょう。
でも二眼レンズタイプもそこまで価格が高いというわけではないので、アプリなどでVRコンテンツを楽しみたい方は二眼レンズタイプがおすすめです。
さて、ここからは「VRゴーグル」を指す際に現在最もスタンダードなタイプである「二眼レンズタイプのVRゴーグル」(以下、VRゴーグル)に焦点を当てて説明します。
VRゴーグル選びのポイント
対応サイズ
スマートフォンケースと同じ様に、VRゴーグルも対応サイズがあります。(といってもVRゴーグルの場合、対応できるサイズの幅は少し広めですが)
当然、推奨しているサイズ、対応範囲のサイズのVRゴーグルを購入しないと使用することができないので気を付けましょう。
スライドタイプかカバータイプか
VRゴーグルにスマートフォンを設置する際、横からスライドさせるタイプとカバー開けて中に直接入れるタイプとに分かれます。
これは好みの問題になりますが、スライドタイプだと、スライドしてる時にスマートフォンのマナーモードボタンがぶつかって、勝手に消音になったりしてしまうこともあります。(使用するスマートフォン、VRゴーグルによりますが)
※VR TOKYO的にはカバータイプがおすすめ!
イヤホンコード
VRコンテンツを楽しむ上で当然ながら音も重要になってきます。イヤホンコードがちゃんと出る様に設計されているか確認しましょう。
そしてヘッドフォン内蔵型のVRゴーグルだと、コードも邪魔にならず、より没入感が高まります。
リモコン
VRゴーグルにスマートフォンを設置すると、スマートフォンの画面をタッチ操作することが出来ません。そこで便利なのがBluetooth接続で使えるリモコン!
リモコンがあれば、操作時にいちいちVRゴーグルからスマートフォンを出す必要が無く非常に便利。
しかし、今発売されているスマートフォン用のBluetoothリモコンは、iPhoneの場合、音量調整や戻るくらいしかできず画面操作はできないのでゲームの操作などには不向き。気を付けましょう。
焦点距離とレンズ距離の調整が可能か
ほとんどのVRゴーグルはピント調整が必要です。調整ダイヤルがゴーグルの外部にあるタイプだと装着した後に調整できるので楽です。
下記の記事のように“ピント調整が不要”なVRゴーグルも出てきました。
Gear VRは対応機種が限られているので注意
androidユーザーであれば、従来のVRゴーグルよりもスペックが高いサムスン製の「Gear VR」を使うという手もあります。
しかし、Gear VRの場合は対応機種が「Galaxy S6/S6 Edge Plus」「GalaxyS7/S7 Edge」「Note 5」というスマートフォン端末のみに限られているため注意が必要です。
逆に、Gear VRの対応機種を使っているのであれば、OculusStoreで多様なコンテンツを楽しめるのでGear VRが買いでしょう!
またグーグル製の「Daydream View」もありますが、こちらはまだ日本未発売。
最近発売されたandroidスマートフォンの中には、その機種専用のVRゴーグルが付いてたりもするので、今後は各社専用のVRゴーグルを出してくるかもしれません。
VRゴーグルマニアのリッチマンがおすすめするVRゴーグルはこれ