VR・AR カフェバー「渋谷 VREX」体験レポート!思い出させてくれたグループで遊ぶ楽しさ

2017年11月29日に渋谷にオープンしたVR・AR カフェバー「VREX(ヴィレックス) 渋谷宮益坂店へ編集部で行ってきました。VREXの方たちに協力をいただきながら、本施設のVR・ARゲームの体験と食事をしてきたのでレポートします!

未来感溢れる渋谷 VREX

JR渋谷駅宮益坂口から徒歩4分の場所にあるVREX 渋谷宮益坂店。カレイド渋谷宮益坂というダーツ店や飲食店が入っているビルの3Fにお店があります。

ビルは渋谷でよく見かけるような商業施設ですが、エレベーターが開くとそこは別世界!

VREX SHIBUYA – 受付 #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA

白を基調とした内装は未来館溢れるスタイリッシュなデザイン。エレベーターのドアが開いた瞬間、「え?すごい…」と思わず声に出してしまうほど。

エントランスだけでなくフロア全体、スタッフさんたちの衣装までしっかり統一されていて、「非日常的な空間にいる!」という気持ちになりテンションが上がります。

田中☆
エレベーター開いた瞬間、みんな目が点になってたよね(笑)
助平
ビルは本当に普通で馴染み深い居酒屋とかもあるのに、VREXだけ世界が違う(笑)

エントランスから施設の中に入ると、広々としたダイニングホール、ARテクノスポーツ「HADO」が体験できるステージ、VRゲームが体験できるルームが3部屋。その他にも最大8名まで入出可能で飲食できるプライベートルームやバーがあり、既存のVR施設とはまた違った雰囲気。随所にこだわりが感じられます!

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リッチマン
他にも俺が撮影した360度写真が記事の最後にあるのでチェックしてくれ!

ここからは実際に体験したVRとARのゲームを紹介しましょう!

誰もが憧れた夢が叶う!ARテクノスポーツ「HADO」

まず最初に体験したのは、ARテクノスポーツの「HADO」。

上のプロモーション動画を見ていただくと分かりやすいですが、HADOはヘッドマウントディスプレイとアームセンサーを装着することで、エナジーボールやバリアを出すことができるようになり、それを駆使してフィールドを動き回りながらプレイヤーの中央に表示されるライフ(花びらのようなマーク)を削ってポイントを競い合うゲームです。(最大で3vs3のプレイが可能)

キャプテンVR
自分の手から波動が出せるなんてたまらん!
助平
「中二病め」ってイジろうと思ったけど、これは誰しもが一度は憧れた夢だな!

最初に行うスキルセッティング。6ポイント振り分けることができ、エナジーボールのスピードを上げたり、シールドを強化することができる。

1ゲーム80秒の2回戦が基本で、スタッフさんたちに協力してもらいながらリッチマン&キャプテンが初挑戦!

「守り?そんなの必要ないでしょ!」と初チャレンジなのにスタッフさんの提案を無視して攻撃に特化した構成に

まず結果からいうと惨敗(笑)

3vs3の場合、3人が横一列に並んでしまうと横の移動が制限され、思っている以上に動くことができず被弾してしまいました。また攻撃は腕を振った方向ではなく視線で狙いを定めるので、その点も意識しなくてはいきません。

対戦終了後には、それぞれのスマートフォンにスコアも表示される

一見個々の運動能力が問われるゲームのようで、それよりも役割りを決めてスキルを振り分ける事やフォーメーション、連携が大事になってきます。

スマホVRということもあり、体験前は画質の心配もありましたが試合が始まるとあまり気にならずプレイに集中できました。1vs1もまた違った感じで楽しむことができそうです!

ちなみにHADOは「HADO WORLD CUP」という賞金総額300万円の大会も開かれています。都内でHADOがプレイできるのは現在VREXのみで、大会に出場しているチームからも「練習場所が出来て助かる」という声をもらっているとのこと。

料金1ゲーム(2プレイ)1人700円
備考・補足*通常、4~6名PLAYのゲームです。
*2名以下での参加の場合、状況に応じて店内マッチングを行います。
リッチマン
これはハマる。ゲーム性が非常に高くて、かなり作り込まれているね!プレイヤーが任意でスキルを振り分けられるのも面白い。
キャプテンVR
ゴーグルには多くの隙間があって、横の人や手元がちゃんと見えるね。わざわざゴーグルを外さなくてもいいというのは勉強になるなー!
田中☆
惨敗だったくせにコメントだけはそれっぽいね2人とも(笑)
助平
田中、触れないでやってくれ…

世界最長級!?連続30分以上のVRゲーム「バーチャルライフ」

ここから紹介するVRゲームは、全てバックパックPCを背負って体験する、ルームスケールタイプのマルチプレイVRゲームです。(制作は全て株式会社ハシラス

バーチャルライフ」は、サイコロを振ってマスを進みゴールを目指すVR版 人生ゲーム。アバターを設定することができ、途中には「就職」や「結婚」といった人生ゲームではおなじみのイベントもちゃんと用意されています。

人気IPやアニメの世界を体験できるというものではありませんが、編集部は全員このVRゲームに惚れました!もう本当に自由(笑)

終了時の所持金額で勝敗が決まるが、途中から誰1人そんなことは気にせずこの空間でのひと時を堪能していた

シンプルな人生ゲームですが、サイコロを振るプレイヤーにちょっかいを出せたり、会話も移動も何でもOK。プレイヤーに与えられる自由がすごいです。

今回の体験では1ステージのみでしたが、本来は2ステージ制で、2ステージ目は最初のステージよりもマスが増えミニゲームなどもあります。

助平
CGは驚くほど美しいというわけではないけど、このぐらいで十分。一時流行っていたアメーバピグみたいに、VRもここがプラットフォームとなり、人生ゲームだけでなく将棋や釣りなどまったりライフを楽しめる場としてあり続けて欲しい。
リッチマン
時間を気にせずまったりできるVRがここまで心地よいものかと衝撃だったよ。実際の椅子に座って休憩できる点も素晴らしいし、お酒飲みながらでも全然楽しめそうだw数時間でも楽しくプレイできるこれは。
田中☆
ん?もしかして…(笑)
キャプテンVR
あまりに感動して語り合ってる(笑)

途中で体験できる各イベントも面白く、イベント中にアバターの姿で記念撮影できプリントアウトもできます。

VRゲーム内の想い出が形になるのはすごく嬉しい。写真はリッチマンとキャプテンの結婚式…

他のVR施設では体験できない、仲間との何気ないコミュニケーションを堪能しながら、普通に遊んでいる感覚で楽しめるVRゲーム。

シューティングゲームのような派手さはありませんが、間違いなく楽しいです。

今後に期待したい点としては、記念撮影した写真をSNSでシェアできたり、脚もトラッキングをしてリアルな歩行を実現できると良いですね。アバターの種類も増やし、バーチャル空間の中に鏡があると自分のアバターが見れるので良いと感じました。(記念写真するまで自分の姿は分かりません)

尚、多感なあの頃を思い出しノスタルジィな体験ができる「バーチャルライフ〜子ども偏〜」も近日公開!

料金1ゲーム 1人2,000円
備考・補足*通常、4名PLAYのゲームです。
*2名以下での参加の場合、状況に応じて店内マッチングを行います。

仲間と一緒に楽しめるゲームがたくさん詰まった「仮装パーティー」

仮装パーティー」は、仲間と向き合って遊べる様々なゲームが詰まった VRゲームです。現在(12月17日時点)公開されているのは6種類で、そのうち3つのパーティーゲームを体験してきました!

ボンバードッジ

一定時間で爆発する爆弾でドッヂボールをするゲームで、爆発を避けライフが1番残っていた人が勝利となります。

相手プレイヤーが投げたボールをキャッチしそこねると、爆弾が頭から離れなくなるといった演出もあったり、昔テレビであったバルーンゲームみたいな感じで面白いです!

大混乱しそうですが、爆弾の数が複数になったりしてもいいかも。逃げ回るだけでなく駆け引きが重要!

キャプテンVR
ギリギリまで持ってたら爆発して結局ビリでした…

ヨケロック

大迫力の岩よけゲームで、誰が一番岩をよけられるか回避力を競い合います。スペースは4つに区切られ、限られた自分のスペースの中だけで避けます。

ただひたすら避けるというゲームですが、岩の動きが予測しづらくゲームとして面白いです。自分のスコアがリアルタイムで見ることができ熱くなりました!

田中☆
移動できるスペースが限られてて僕の快速が活きなかった…しゃがんだりもするし結構疲れるよー!

SUSHI COASTER

回るSUSHIをほおばり、お題のNETAを探して素早く口に運び得点を競い合います。

寿司ネタに腕を伸ばすと取ることができ、口に持っていけばOKというシンプルなゲームですが、こちらも燃えました。寿司は相手に投げて妨害することもできます。普段できないこと、やってはいけないことができるというのは、VRを楽しむ要素として大事ですね。

ちなみに当ゲームは、リッチマンが指定された以外の寿司を全部投げたことで、途中から寿司が全然回ってこなくなりゲームバランスが崩れました。一緒に体験したスタッフさんも「あれ?全然寿司がないじゃん!」と、そんなことを言いながらも楽しめます(笑)

リッチマン
寿司を投げる機会なんてないからついね(笑)

その他にも「mogura in VR」「まくら投げ」「しゃるうぃ花火」といったパーティーゲームがあります。

mogura in VR

土管から頭を出したもぐらを引っこ抜いて出荷する!色々な種類のもぐらが超キュートな協力プレーゲーム。

まくら投げ

枕!投げずにいられない!修学旅行の思い出を仮想空間で再現します。

しゃるうぃ花火

ノンゲームで、制限時間いっぱい花火で遊べます。情景が変わる中、熱くない美しい花火をみんなでやる、素敵な思い出。

キャプテンVR
「仮装パーティー」は、12月~3月まで毎月1つずつゲームが追加される予定で、それ以降も2ヶ月に1つずつゲームが追加されていくんだって!
助平
やばいな、このVRルームは何十個のゲームが出来るパーティーゲーム空間になるのか!HPに公開されている近日公開ゲームも色んなジャンルがあって面白そうだなー
料金1ゲーム 1人700円
備考・補足*通常、4名PLAYのゲームです。
*2名以下での参加の場合、状況に応じて店内マッチングを行います。
*仮装パーティーの詳細はこちらから

専門店顔負けのフォトジェニックなフード&ドリンク

VREXは「カフェ&バー」というだけあり、フード約50種類・ドリンク約100種類と飲食にもかなり力が入っています!

実際に食したメニューはこれだ!

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フード&ドリンクをプロデュースした佐藤さんは「旬のフルーツと旬の野菜を使い、見て楽しく食べて美味しく健康にというのがコンセプト。栄養価の高いスーパーフードやチアシードを使って美と健康に良いものを提供したい。」とメニューを考案。

VREX渋谷宮益坂店 フードプロデューサーの佐藤 裕介さん(写真中央)。オリジナリティ溢れるメニューを作る料理人は、人柄も明るくエンターテイナーだ。

正直、飲食店としてだけ展開しても十分すぎるクオリティ。みんなでシェアしながら美味しい食事を楽しむことができるのもVREXの魅力の1つです!

サリー
キャー!お兄ちゃんたちこんな素敵なお料理食べてきたの!?ずるーい!
リッチマン
すまん妹よ。佐藤さんには来月からうちの専用コックになってもらうから安心しろ
助平
リッチマン恐るべし…

※全メニューはこちらから
※フード&ドリンクは全て税別

グループでワイワイ楽しみたいVREX

VREXで体験できるゲームは、あえてヘッドフォンを装着せず地声が聞こえるようにしていて、没入感よりもコミュニケーションを大事にしています。

ほとんどのゲームが簡単にプレイでき、それがグループで遊ぶ上でどれだけ重要なのかというのを再認識しました。ゲームの得手不得手は関係なく、誰もが気軽に楽しめるコンテンツたち。これが他の施設と違い、いい差別化となっています。

今後都内を中心に施設を拡大していく計画もあるそうです。

フロアの至る所にモニターが設置されており、体験終了後にもプレイ映像が流れている。友人たちと食事をしながら見返すのが楽しい

スタッフさんたちも積極的にコミュニケーションを取ってくれ、スタッフさんたち自身がVREXでの時間を楽しんでいるんだなと感じました。その楽しさが伝染してくるし、教育がよく行き届いているので決してこちらが不快になるような態度や行動はありません。

VREXはコンセプト通り「グループでワイワイ楽しむ」ことができる施設。VR・ARに興味のある人はもちろん、普段ダーツやボーリングを楽しんでいるような人たちにも是非1度遊びに行ってみてほしいです。食事も美味しいので合コンやダブルデートにも良いし、店舗貸切プランもあるのでイベントでも使えますよ!

VREX 施設概要

施設名VREX 渋谷宮益坂店
住所東京都渋谷区渋谷1-12-1 カレイド渋谷宮益坂3F
営業時間月~木・日曜 16:30~23:30
金土・祝前日 16:30~28:00
料金VR・ARゲーム:700円〜
フード:680円〜
ドリンク:500円〜
席数約90席(VRブース3/ARブース1)
URLhttp://www.vrex.jp
その他予約プラン・店舗貸切プランなどはこちら
ゲーム体験や店舗利用に関する注意事項はこちら

VREX 渋谷宮益坂店を360°写真でチェック!

プライベートルーム

VREX SHIBUYA – 個室 #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA

VRプレイルーム

VRE SHIBUYA – プレイルーム #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA

ダイニングホール

VRE SHIBUYA – フロア #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA

HADOプレイステージ

VRE SHIBUYA – HADO #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA

VR TOKYO施設レビュー
  • コンテンツ量
  • 料金
  • おもしろさ
  • オシャレ度
  • アクセス
4.5

コメント

社会人になり歳を重ねると、飲みに行くことはあっても友人たちとゲームをしたり遊ぶという行為自体はどんどん無くなっていきます。そんな日々の中で、久しぶりに「グループで遊ぶ」という楽しさを思い出させてもらいました!

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Mr.VR TOKYO

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リッチマン

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助平

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サリー

帰国子女でリッチマンの実の妹。海外生活が長かったため、感情が高まると英語がでてしまう。VRには疎い。